ホームページに関して「SEO」という用語を見聞きしたことはありませんか?
SEOは、たくさんの人にホームページを見てもらいたい時に大きく関わってくるものです。
なんとなく意味を知っているという方も含めて、
ここで「SEO」の内容や基本を押さえておきましょう。
用語の説明
SEO=Search engine optimization(検索エンジン最適化)
さまざまな定義がありますが、検索ページでより上位に表示させる方法というものが一般的です。
Googleなどの検索エンジンにキーワードを入れて検索した際、検索結果はたくさんのページにまたがって表示されることがほとんどです。
あなたが検索エンジンで調べ物をしていた時、最初に見るのは検索結果の何ページめ、どのあたりですか?
聞くまでもないかもしれません、1ページめの、上の方を見るはずです。
あるキーワードからの検索結果で、1ページめに掲載されるホームページは、2ページめ以降に掲載されるページよりずっとアクセスされやすく、さらに、1ページめでも上の方に表示されるホームページのほうがアクセスを集めやすいと言われています。
では、どのようにしたら検索結果でより上位に表示されるようになるのか、そのための対策のことを「SEO」と呼んでいるわけです。
「SEO」の概要
2つの種類
SEOには、大きく分けて2つの種類があります。
ホワイトハットSEO
ホワイトハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに準拠しているSEO対策のことです。
後で詳しく述べますが、おおむね、見る人にとって有益なページが上位に表示されるようになります。
ブラックハットSEO
ブラックハットSEOとは、検索エンジンのガイドラインに準拠していないSEO対策のことです。
なんだか難しそうですが、「不正な方法で表示順位を上げる」方法だと思っておけばよいでしょう。
ブラックハットSEOは、一時的には効果がある場合もあります。
ただし、いずれ対策され、違反したホームページは検索結果に表示されないなどのペナルティを受ける恐れもあります。
裏技を使って検索順位を上げる、ということは望まない方が賢明でしょう。
では、ガイドラインに違反せずに、どうしたら検索順位を上げることができるのでしょうか。
Googleによると、特に重要なのは以下の2点です。
- ガイドラインに準拠している
- 良質なページである
Googleの説明では、「どちらの重要度も同じ程度」ということです。
つまり、ガイドライン準拠で50点満点、良質なコンテンツで50点満点と考えるとわかりやすいのではないでしょうか(※)。
ガイドライン準拠とは
- モバイルフレンドリー
- 文章構造の最適化
- メタ情報の最適化
などがあります、一言でいうと「サイトの構造にかかわる部分が最適化されているか」ということです。
良質なページとは
簡単に言うと「リンクを集めるコンテンツがある(盗用は×)」ということになります。
「リンクを集める」以外の指標もありますが、まずは、被リンク数を人気のバロメーターとしてみてみるのがわかりやすいでしょう。
人の好みというものは千差万別ですから、あらゆる人が満足するコンテンツというものは存在しません。
ですので、そのホームページに来てくれる人、来てほしい人にとって役に立つコンテンツ(つまり「情報」)を充実させることを考えていけば良いわけです。
つまり、以下のことを考えてコンテンツを増やしていくのがSEO対策の基本ということになります。
- あなたのホームページには、どんな人が訪れるのか(訪れてほしいか)
- その人たちにとって、ホームページにどんなコンテンツ(情報)があると役に立つか
ホームページを見に来た人にとって有益なコンテンツを増やしていけば、自然とリンクされるようになり、検索エンジンにも「良質なページ」と判断されやすくなると思われます。
SEOは一日にして成らず
かつて、今ほど検索エンジンの性能が高くない時期には、ブラックハットSEOが猛威をふるっていたこともありました。
現在では、そうした方法は次々と淘汰され、見る人にとってわかりやすいページが上位に並ぶようになっています。
SEO対策は、短期的に結果の出るものは少ないです。
ご自分のホームページについて考え抜き、少しづつ歩を進めて行かれることこそが王道と言えます。
なお、「ガイドラインへの準拠」対策については、比較的短期間で結果を得られる場合があります。
弊社ではガイドラインに準拠したホームページ制作を行ってまいります。
また、コンテンツが更新しやすいホームページの実績も豊富にございますので、SEO対策に興味がおありの場合は、お気軽にお問い合わせください。
※注:ここで説明した以外にも、検索に関係するとされる要素はあります。検索仕様の詳細は公開されていないため、公式に公開されている範囲に沿った説明ということになります。
また、検索エンジンの仕組みは短期間で見直しがされていますので、上記説明は記事執筆時点での話ということになります。
参考:Google 「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」
SEO Japan 「Googleがランキング要素のTOP3を公式に発表。」